マンションにしても、戸建てにしても、住宅は高い、というのは当たり前ともいえることです。実際に現金で購入できるといった方は少なく、ほとんどの方が住宅ローンを利用しているようです。借金してまで購入するものですから、価格、品質ともに納得できる家というのが大切になりますよね。

■高品質の家を安く建てるには

日本の住宅は海外に比べると、高いといったイメージがあります。もちろん、品質の良さというのもありますが、木材などの流通の過程において、中間マージンが発生し、それが家の価格を押し上げているというのもひとつの要因です。テレビCM等でも有名なタマホームでは、中間マージンをなくすことで、住宅の価格を下げることに成功しているといいます。実際には、1千万円台から可能となっていますが、1棟当たりの平均では税込みで2千万円ほど。どんな家かを知りたければ、全国にあるタマホームの展示場で確認してみてください。

■なぜ安い家なのか

タマホームの創業は、1998年ですが、きっかけとなったのが、タマホームの現会長がアメリカに行ったときに感じた「日本の家は高い」ということだったようです。その思いから、徹底的にコスト削減を図ることで、低価格で高品質の住宅が完成しているといいます。家の価格が下がれば、その分のお金を他の用途に回すことができ、より快適な生活が可能になります。つまり、安くて高品質の家は、幸せにもつながっているということになるのです。ハウスメーカーとしては、建ててしまえば終わりということになりますが、タマホームは建てたあとの幸せまでつくれるということを目指しているのでしょう。

■安く作れる理由

一般的な蓮素メーカーでは、施工に関しては、現場管理会社に依頼を行います。しかし、タマホームの場合、自社で直接管理を行うため、そこで中間マージンが発生しないそうです。管理する業者が多ければ多いほど、この中間マージンが大きくなってしまうのですが、そこを削減することでタマホームは安く家をつくることができるといいます。また、キッチンなどの設備に関しても、タマホームでは、年間の建築予定を考え、一度に大量発注を行うことで、設備にかかるコストも引き下げているようです。大量発注を行えば、割引率も上がり、仕入れ単価も抑えられるでしょう。
また、家づくりにおいて、ムリ、ムダ、ムラの3つを省くように努めることで、工期も短縮でき、予算に合わせた高品質な住宅が実現できるとのこと。自社で生産しないことで、商品開発に関する経費、在庫の保管に関する経費も削減。また、品質においては、使用する材料も重要となりますが、タマホームでは国産材にこだわることで、材料の高品質を保っているようです。